中央区で創業支援をしている税理士の今井信吾です。
今回のブログでは、公庫融資金利を有利にする
コツについてご説明したいと思います。
公庫融資は、先ずは融資を受けられるかどう
か、次に、希望額に近づけるかどうか、
気になるところですが、
金利(利息や利率)も気になりますよね。
例えば、5年返済の5000万円の融資に対して、
金利が1%変わると、年間支払い利息は50万円、
5年間で127万円ほど影響を受けます。
そもそも金利は、どうやって決まるのか?
日本政策金融公庫は、
返済期間、保証人の有無、不動産担保の有無、
融資の種類によって金利は決まっています。
保証協会は、銀行金利+保証料が金利となり
ます。
この場合、銀行金利は低利となっています。
保証料は決算内容で決まります。
区の制度融資には金利を補助するところもあ
ります。
私の場合、顧問先には日本政策金融公庫と
保証協会の融資申請を同時に行い、
条件の良い方または組み合わせで決めるよう
にアドバイスしています。
では、どうやって公庫融資金利を有利にして
いくか、次のステップで検討してください。
●ステップ1
保証人や担保を提供できるか検討する
●ステップ2
返済期間は長めで検討する
●ステップ3
資金使途や業績から金利の有利な融資を検討する
●ステップ4
金利を補助してくれる自治体の制度融資がないかホームページなどで確認する
●ステップ5
決算書の内容を改善していく
改善方法は別のブログで説明していますので、
ご参照ください。
すでに受けている融資も金利が高い場合も
あります。
上記のステップを使って今よりも安い金利の
融資に借換えすることも有効です。
公庫融資金利を有利にする5つのコツがあり
ます。金融期間の仕組みを理解し、自社の状
況や資金使途から最も有利な金利の融資を検
討することができます。
また、区の制度融資には金利や保証料を補助
してくれるところもありますので、オーナー
にとっては貴重な情報です。
まずは、創業支援の経験豊富な税理士、
会計事務所に相談されるのが近道です。
本日は、公庫融資金利を有利にする5つのコ
ツについてお伝えしました。
●追伸
当事務所では「創業融資の相談窓口」を
開設することになりました。
詳細はこちらをご覧ください。
今井会計事務所は、中央区を中心に
決算、申告、に関する
サービスを提供しています。
開業間もない(開業予定)オーナーさんは、
お気軽にご相談下さい。